ソファの色選び ソファの素材やフレームがお部屋・インテリアに与える印象とは?
大型でお部屋のメインとなるソファは、ご家庭のインテリアを大きく左右する家具の一つです。
お部屋・インテリア作りの際には、ソファの色選びに迷ってしまう方も多いでしょう。
さらにソファは色だけでなく、素材やフレームによってもインテリアに与える印象が大きく変わります。
そのためソファの色や素材が、空間にどんな印象を与えるのかを知った上でソファを選ぶと、理想のインテリアに一歩近づきます。
そこで今回はソファの色選びを中心に、素材やフレームが与える印象や色選びのポイントなどを詳しくご紹介します。
この記事のポイント! ・ソファは存在感があるため、インテリアの印象を左右する ・特に色はお部屋に与える印象が大きいため、メイン家具ともなるソファの色選びは重要 ・色だけでなく、座面やフレームの素材によっても、お部屋に与える印象が異なる ・色の与える印象にプラスして、床・家具・インテリアに合わせてソファの色を選ぶことがポイント |
ソファの特徴 お部屋にソファを置くときの注意点
お部屋のメイン家具になるソファは、お部屋のスペースやインテリアの問題もあり、置くことに慎重になりがちです。
そのためソファを置くことを検討している場合は、ソファの特徴を踏まえて、以下注意点を意識してみてください。
ソファは大きいので存在感がある
ソファは家具の中でもサイズが大きく、存在感がある点が特徴です。
家具は生活導線を確保して置くことが大切であるため、お部屋によってはソファを置くのが難しいケースもあるでしょう。
しかしソファは決して大きいサイズだけでなく、狭小住宅でも使える1・2人掛けの小さめソファや、お部屋に圧迫感を与えないローバックソファもあります。
存在感が出る点はソファの魅力でもありますが、それがデメリットになる場合は小さめのソファやローバックタイプを選んでみましょう。
ソファは他の家具に比べ高価
ソファは、他の家具に比べて高価です。
特に職人の手作りや、天然無垢材を使ったソファは高価な傾向にあります。
しかしソファはメンテナンスを十分に施すことで、10年、数十年と使い続けることも可能。
この場合、長い間使えるソファになり得るのは、天然無垢材などの自然素材を使用しているものです。
高価なソファはこだわりや魅力が詰まっているだけでなく、長く使い続けられる素材を使用しているからです。
ソファは部屋やインテリアの印象を左右する
存在感のあるソファは、部屋やインテリアの印象を左右する家具なので、お部屋に入ってソファがあると、まずそこに目が行きがちです。
ソファはそれだけ視覚的に与える印象も大きく、お部屋の雰囲気に影響を与えます。
そのためソファ選びは、お部屋の印象やインテリアに合わせて慎重に選ぶことがポイントです。
ソファの色選びの重要性
大型家具であるソファは、狭い部屋に部屋に無理においてしまうと、生活の邪魔になってしまう可能性もあります。
また空間の印象に大きく関係することから、お部屋に合わないソファを選んでしまうと置いたことに後悔してしまうことも。
しかし高価な家具であるため、気軽に買い替えにくいものでもあります。
失敗した、後悔したとならないためにも、特に印象に大きく影響を与える色選びは重要なのです。
ソファの色ごとの与える印象
色選びが重要性をお伝えしたところで、ここではソファの色ごとにお部屋に与える印象をご紹介します。
寒色系のソファが与える印象
寒色系は、青や紫など冷たい印象を与える色です。
寒色はひんやりとした清涼感を与えるイメージが強いですがそのほかにも落ち着いた印象もあり、心を静めてくれる効果があります。
清涼感や静けさ、落ち着いた印象がお好みの場合には、寒色系がおすすめです。
暖色系のソファが与える印象
暖色系は、赤やオレンジなどの温かみのある色です。
エネルギッシュで情熱的、温もりやポジティブな印象を与えてくれます。
楽しく陽気な印象、温かみのある空間を作りたい場合には暖色系を選んでみてください。
中間色のソファが与える印象
中間色は黄色や緑のような、寒色や暖色に含まれない色です。
たとえば黄色は明るく軽快な印象を、緑は安心感や安らぎといった印象を与えてくれます。
中間色は単色でも目立ちすぎることなく、それでもってメリハリを与えてくれます。
中間色自体がナチュラルであることから、他の色を邪魔することなく調和してくれる点が特徴です。
無彩色のソファが与える印象
無彩色は白や黒、グレーのようなインパクトの少ない色です。
インパクトが少ないからこそどんな部屋にも合わせられ、他のインテリアを引き立ててくれる効果があります。
白であれば清潔感ある印象に、黒であれば洗練さや引き締まった印象になります。
またどんなインテリアと合わせても失敗しにくいため、困った時に頼りになる色味です。
ソファの座面素材ごとの与える印象
色の土台となる座面素材ですが、実は色だけでなく素材もお部屋に与える印象に関係します。
ここでは、代表的な3つの座面素材が与える印象についてみていきます。
ファブリック(布)製のソファが与える印象
ファブリックはインテリアにも馴染みのある素材で、やわらかさや温かみが感じられる点が特徴です。
肌触りもよく、カジュアルで温かみのある印象を与えてくれます。
ファブリックは素材感が多様であり、カラーバリエーションも豊富な素材です。
そのため同じファブリックでも布に使用される糸や織目の粗さなどから、さまざまな印象が楽しめます。
レザー(革)製のソファが与える印象
レザーは、高級感やモダンさ、洗練した印象を与えてくれる素材です。
レザーの色味やダメージ感によっては、ヴィンテージな印象も与えてくれます。
本革であれば使い続けるほど革がやわらかくなり、経年劣化によって味わい深くなる点が魅力です。
デニム製のソファが与える印象
デニムはファッションでもそうであるように、カジュアルな印象を与えてくれます。
さらに天然のデニム素材であるほど本革のように経年劣化が楽しめ、使い続けるほど味わい深い素材へと変化してくれる楽しみがある素材です。
ソファのフレーム素材ごとの与える印象
色や座面素材に注目されがちなソファですが、フレーム素材も印象を左右します。
無垢材製フレームのソファが与える印象
無垢材は自然の木をそのまま使用している素材であるため、木本来の温もりが感じられます。
ナチュラルで温かみのある印象を与えてくれるため、北欧テイストやナチュラルテイストのお部屋にぴったりの素材です。
アイアン製フレームのソファが与える印象
アイアンは、無骨でモダンな印象を与えてくれます。
洗練されたモノトーンのお部屋や、クールな印象でまとめたい場合におすすめの素材です。
スチール製フレームのソファが与える印象
スチールは太いほど高級感や重厚感、細いほどすっきりとしたラフな印象を与えてくれます。
スチールはシルバータイプのものから、アイアンのように黒色に加工しているものなど見た目もさまざまです。
ソファの色選びのポイント
色の与える印象に加えて、床・家具・インテリアに合わせてソファの色を選べばばっちりです。
ここでは、色選びのポイントを詳しくみていきます。
床の色に合わせてソファの色を選ぶ
床の色はお部屋の中でも、大きな割合を占めるもの。
床がベースカラーであるのに対し、ソファはメインカラーです。
床の色に近いものを選ぶと落ち着いた印象に、床よりも明るい色を選ぶことでお部屋の印象が明るくなります。
お部屋に開放感を与えたい場合には、床と同系色がおすすめです。
家具の色に合わせてソファの色を選ぶ
家具に色味が多い場合には、無彩色やトーンの落ち着いた色のソファを選ぶことでお部屋がすっきりとした印象になります。
反対に家具の色味がそこまで多くない、そもそも家具が少ない場合にはあえてソファを目立つ色にしてみても良いですね。
インテリアの色に合わせてソファの色を選ぶ
お部屋全体のインテリアに合わせると、ソファの色も選びやすくなります。
たとえばナチュラルインテリアであればアイボリーやベージュのような彩度低めの色を、クールでモダンなインテリアであればモノトーンがおすすめです。
ソファや家具を基調とせず、インテリア全体を俯瞰すると、取り入れるべき色が選びやすいでしょう。
座面・フレームの色や素材に合わせてソファの色を選ぶ
本革なので黒を、デニム本来の素材感を楽しむために青を、といったようにソファの特徴に合わせて色を選ぶこともポイントです。
座面やフレームの色、素材を引き立てる意味で色を選ぶと、ソファがより生き生きとした家具として存在感を演出してくれます。
関連情報
無垢材の家具|woodworkers/ウッドワーカーズ
woodworkersは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドにこだわる家具工房です。
テーブルやチェア、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、
ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。
屋号 | woodworkers |
---|---|
住所 |
〒654-0103 兵庫県神戸市須磨区白川台5-7-8鷲尾倉庫2階 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土・日・祝 |
info@woodworker-s.jp |