国・地域によるインテリアスタイルの特徴とは?好みのお部屋で時間を過ごすために
お部屋を居心地の良い快適な空間にするために重要なインテリア。
しかし単に居心地の良い快適な空間と言っても、その作り方は難しいものです。
実際に家具同士をうまく組み合わせられないと、かえって居心地の悪い空間になってしまう可能性もあります。
そのためある程度テイストを絞った上で、家具・インテリアをコーディネートすることがポイントです。
今回はさまざまな国や地域のインテリアをふまえて、好みのお部屋を作り上げるためのポイントについてご紹介します。インテリアや家具の配置に迷っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
この記事のポイント! ・快適なお部屋を作るためには、まず他のインテリアスタイルを参考にしてみよう ・インテリアスタイルは国や地域の文化、気候、風土によって異なる ・インテリアスタイルは色や素材でさまざまなテイストに表現できる ・無垢材やアイアンなどを使ったシンプルな家具は、どんなテイストのインテリアスタイルに合わせやすい |
もくじ
国や地域によってインテリアスタイルの特徴は異なる
世界には196もの国があり、その文化はまさに十人十色です。
衣食住は文化の基本であり、今回のテーマであるインテリアは「住」文化の1つ。
食事や衣服に国や地域ごとの違いがあるように、気候や風土などによりインテリアにも国や地域によって大きな違いがあります。
また気候や風土のような外的要因だけでなく、国の歴史がインテリアに反映していることもあります。
インテリアは自分の好みをベースに確立していくのも1つですが、さまざまな国や地域のインテリアスタイルを知って、参考にするのもおすすめです。
国・地域ごとのインテリアの特徴
さまざまなインテリアや家具が存在しますが、そのベースとなっているのは国や地域のスタイルです。
なかには国・地域を問わずして人気が高いインテリアスタイルもあります。
ここでは人気かつ代表的な5つの国・地域ごとのインテリアスタイルの特徴をご紹介します。
北欧スタイル
北欧スタイルは白やグレーといったナチュラルカラーを基調とし、アクセントカラーやウッドテイストの家具でシンプルにメリハリをつけるインテリアが特徴です。
北欧スタイルのベースとなっている国は、ヨーロッパ北部にある「フィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデン」の4ヶ国。
これらの国は日照時間が短く、寒さの厳しい冬を自宅で過ごす文化があります。
そのためインテリアは明るく温かみのあるテイストで気分を明るくし、快適に過ごせるよう考えられています。
シンプルでおしゃれな北欧スタイルはもっとも人気のあるインテリアスタイルといっても過言ではありません。
最近では北欧インテリアを提案しているショップも多いことから、お洒落かつ参考にしやすいインテリアスタイルです。
南欧スタイル
南欧スタイルは、南フランスやスペイン、ギリシャなど温暖な地中海地方のインテリアスタイルです。
1年を通して温暖な気候であり、開放的で温かみのある素朴なテイストが特徴です。
素朴さはありつつも、フランスらしいおしゃれさを兼ね備えています。
白を基調としたリゾートスタイルに、テラコッタカラーの自然素材を取り入れることで南欧スタイルが出来上がります。
テラコッタカラーの中でも白とコントラストになりやすい、赤茶や濃い茶色が南欧スタイルです。
西海岸・カリフォルニアスタイル
西海岸・カリフォルニアは、アメリカの中でもファッショナブルな地域。
そしてカリフォルニアといえば広大な青空と海が広がる、開放的な西海岸の象徴でもあります。
インテリアは、開放的でナチュラルかつヴィンテージなスタイルが特徴です。
空や海を連想させる白や青を基調としています。
新品よりも、あえて使用感のある古材が西海岸・カリフォルニアスタイルの空間を忠実に再現してくれます。
アジアンスタイル
アジアンスタイルのベースとなる国はバリやインド、タイ、中国とさまざま。
派手な色使いや、天然素材にこだわった雰囲気のある民族家具が特徴的です。
バリやインド、タイのアジアンスタイルは自然素材をふんだんに取り入れた、ブラウンを基調としたテイスト。
自然に囲まれたエスニックな雰囲気が魅力で、リゾートホテルのような洗練さも持ち合わせています。
一方、中国のアジアンテイストは、ヨーロッパの文化と融合したシノワズリスタイルが代表的です。
赤や金のような派手な色使いで、芸術的な空間に仕上げてくれます。
もちろん日本の伝統的な和スタイルも、アジアンスタイルの一種として人気のインテリアです。
アフリカンスタイル
アフリカンスタイルはエキゾチックで、パワフルな印象を与えてくれるインテリアです。
アフリカの民族住居をイメージすることが多いですが、50ヶ国以上があるアフリカ大陸だからこその幅広いインテリアスタイルが楽しめます。
日本でも人気のモロッカンスタイルは、イスラム文化の影響を受けたアフリカンスタイルです。
そのためアラベスクのような幾何学模様を多く取り入れるのも、アフリカンスタイルの1つです。
多くの国の特徴が取り入れられるアフリカンスタイルであるからこそ、コーディネートの幅が広がり飽きのこない空間作りができます。
好みのお部屋で時間を過ごすためには?
お部屋は生活の質を左右するものであり、好みのお部屋で過ごすことで良い生活が送れるようになるといっても過言ではありません。
そして好みのお部屋を作り上げるために重要なのがインテリアです。
ここでは好みのお部屋で快適な時間を過ごすための、部屋作りのポイントをお伝えします。
インテリアスタイルを参考にする
インテリアはある程度の統一感を持たせることで、おしゃれな空間が作れます。
インテリア全てに好きなものを取り入れれば好みのお部屋にできると思ってしまいがちですが、それでは統一感がなくなり、おしゃれさや快適さが失われてしまう可能性があります。
そのため全体の雰囲気に統一感を持たせるためにも、インテリアスタイルを参考にすることがおすすめです。
全体のイメージを明確にすることで、空間に取り入れるべき色や家具の質感などがうまくセレクトできます。
家具選びにこだわる
イメージとなるインテリアスタイルを形にしてくれるのは家具です。
家具は「素材」「色」「サイズ」と、見定めるべきポイントがいくつかあります。
お好みのインテリアスタイルを表現するために重要なのは素材と色ですが、生活の実用性や利便性のためにサイズも重要なポイントです。
それぞれのポイントにこだわって家具を選ぶことで、おしゃれで実用性のある快適な空間が作れます。
素材感のある家具を取り入れる
天然素材の家具には、無垢材が代表的です。
今回ご紹介したインテリアスタイルも、天然(自然)素材を取り入れているものが多くありました。
天然素材はナチュラルで温かみのある空間を演出してくれるアイテムです。
また経年変化により、長く使い続けるほど独特の味わいが出てきます。
そのため愛着が湧く点も天然素材の魅力です。
また経年変化がある素材としては、アイアンやデニムも有名です。
まとめ
今回は国や地域ごとのインテリアスタイルの特徴から、好みのお部屋作りのポイントについてご紹介しました。
インテリアは1から作り上げるとなると難しいですが、国や地域の文化を取り入れたインテリアスタイルを参考にすることで簡単におしゃれな空間が作れます。
さらに失敗を避けたい家具選びも、インテリアスタイルをベースとすることで選びやすくなるでしょう。
インテリアは色々変えて楽しめる点も魅力といえます。
そのためどんなインテリアにも合わせられるよう、普遍的でシンプルなデザインの家具を選ぶことをおすすめします。
関連情報
無垢材の家具|woodworkers/ウッドワーカーズ
woodworkersは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドにこだわる家具工房です。
テーブルやチェア、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、
ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。
屋号 | woodworkers |
---|---|
住所 |
〒654-0103 兵庫県神戸市須磨区白川台5-7-8鷲尾倉庫2階 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土・日・祝 |
info@woodworker-s.jp |