無垢材家具は安全?家具を購入する際の注意点とは 安心できる家具を選ぼう
家具はさまざまな素材から作られており、その代表的な素材の1つに無垢材があります。
木材の1種である無垢材は自然の木をそのまま挽き割った素材で、木材家具を購入する際は無垢材にこだわる方も多いほど。
またその理由の1つに、安全性が挙げられます。
無垢材に限らず、日常的に使用する家具は安全性に着目して選ぶことが1つのポイントです。
特に小さなお子さまがいるご家庭では、家具の安全性や安心への配慮を気にされている方も多いのではないでしょうか。
本記事では無垢材家具の安全性や、家具を購入する際の注意点をお伝えします。
この記事のポイント! ・無垢材は自然の木をそのまま切りわった木材 ・集成材は木を接着剤で張り合わせた木材 ・家具を購入する際は、シックハウス症候群や化学塗料・接着剤に注意しよう ・集成材には化学物質が含まれる接着剤が使用されているため、無垢材よりも健康被害のリスクがある ・woodworkersでは安全にこだわり化学物質の含まない塗料や接着剤を使用している ・無垢材家具は健康への安全性に加え、耐久性のある家具を製作しているため長く使い続けるにも最適 |
もくじ
無垢材家具は安全なのか?
無垢材とは、自然の木を必要な形状に挽き割った天然・自然素材で、ヒノキやスギ、オークは無垢材として使用される代表的な木材。
無垢材は必要な寸法で切り出されることから、化学物質を使用せずに家具を製作に使用できます。
また無垢材は強度も高く、壊れにくい点も特徴です。
日本にある歴史的な神社仏閣は無垢材からつくられており、何百年もの時を経て今もなお存在しています。
つまり無垢材は、丈夫で長く使い続けられる、かつ化学物質を使用せずに家具がつくれることから、安全性が高い木材なのです。
それ以外にも、木そのものの温かみや香り、質感が楽しめるとしても人気の素材です。
そして近年特に人気を集めている北欧スタイルのインテリアや北欧家具にも無垢材が多く使われています。
無垢材と集合材の違い
家具に用いられる木材は、無垢材のほかに集成材があります。
集成材とは、カットした木を接着剤で張り合わせたものです。
見た目は無垢材と大きく違いはありませんが、さまざまな木を張り合わせてつくられた人工的な素材です。
接着剤は人工的な化学物質であり、なかには発ガン性が認められるものや、環境へ悪影響となる可能性のあるもの存在します。
また接着剤は、時間が経つにつれてその効果も弱まりまるため、無垢材に比べると長期的な強度は劣ってしまうのです。
デメリットがある一方で、反りや変形が起きにくい、価格が安いといったメリットもあります。
家具購入する際の注意点
家具を購入する際に、着目すべきポイントはデザイン性や価格、実用性などさまざまです。
そこに加えて、家具を購入する際は以下の注意点にも着目してみてください。
シックハウス症候群に注意する
シックハウス症候群とは、家具に含まれる有害物質が室内に飛散することで、以下のような症状が発生することです。
・目がチカチカする ・涙がでる ・鼻水がでる ・くちびるの乾燥 ・咳が出る ・のどの乾燥 ・吐き気、嘔吐 ・めまい、頭痛 ・じんましん、湿疹がでる など |
有害物質のほかにも、細菌・カビ・ダニ、たばこの煙に含まれる化学物質などが原因となることもあります。
シックハウス症候群の影響は個人差があり、同じ空間にいても症状の重い方もいれば、全く影響を受けない方もいます。
化学塗料・接着剤に注意する
一般的な化学塗料や接着剤には、発ガン性の危険がある溶剤が多く含まれています。
海外で大量生産されている安価な家具は、国内の規制や基準値を上回った有害物質を含んでいる可能性もあるため注意が必要です。
また自然素材の無垢材であっても、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドのような化学物質は少なからず発生します。
しかし接着剤を使用している集成材は、無垢材よりも多くの割合の化学物質が発生してしまい、さらにそこに化学塗料が加わることで化学物質の割合もより高まります。
woodworkersのこだわり
woodworkersでは「共に暮らす家具」をコンセプトに、長く使うほど味が出る自然素材を取り入れたハンドメイド家具を取り揃えています。
製作する家具には、自然素材の無垢材やアイアンのような鋼材を使用。
たとえば各種テーブルの天板であれば、国産のスギやヒノキなどの無垢材を100%取り入れています。
さらに有害な化学物質を含まない塗料や接着剤を使用し、安全性を重視した家具作りにこだわっています。
安心と安全の配慮・こだわり
woodworkersでは、安心して安全に家具をお使いいただけるように、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質を含む塗料や接着剤を使用していません。
また接着剤はホルムアルデヒドを含まない『F★★★★ 国土交通大臣認定取得』のものを採用しています。
そのため小さなお子さまやペットがいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
さらに無垢材のような自然素材を使用しているため、シックハウス症候群のような健康被害リスクにも配慮した、安心安全の家具を提供しています。
工法へのこだわり
木材は、乾燥や湿度の変化で反ったりねじれてしまうことがあります。
woodworkersの無垢材天板は、その反りやねじれを軽減させるために、10cmほどの幅の無垢板をつなぎ合わせていく「接ぎ張り(はぎばり)」と呼ばれる工法で仕上げています。
幅剥ぎとも呼ばれる工法で、接着剤の使用も最小限で済む点が特徴です。
家具の反りやねじれによる破損の危険性だけでなく、健康へも配慮した工法により、安心してお使いいただける家具を製作しています。
耐久性へのこだわり
安全に長く使い続けるためには、耐久性も重要です。
woodworkersでは、家具のデザインをシンプルにすることで、構造の強度を高くしています。
たとえば製品の1つであるダイニングテーブルであれば、一般的な脚部のものよりも強度が高い点が特徴です。
また耐久性を確認するために、試作品ではさまざまな耐久性テストを実施しています。
そこで強度の問題があれば改善し、テストを繰り返します。
さまざまな使用環境を想定して実験を繰り返し、納得のいく耐久性を備えた家具を販売しています。
さらに耐久性のある無垢材の家具は、メンテナンスにより強度や耐久性が年々向上するのもポイント。
経年変化を楽しめるように
woodworkersが採用している無垢材をはじめ様々な素材は、経年変化が楽しめる点が魅力の1つです。
特に無垢材は経年変化により、色合いや風味に独特の味わいが出てきます。
また通常使用でできてしまう傷や染みも、良い塩梅に馴染んで味わいが出るのも無垢材ならではの魅力です。
持ち主の生活や歴史が、経年変化によって目に見える形で現れることで、世界に1つだけのオリジナル家具へと生まれ変わります。
そのため愛着も湧き、長く大切に使い続けようといった気持ちにさせてくれるのです。
関連情報
無垢材の家具|woodworkers/ウッドワーカーズ
woodworkersは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドにこだわる家具工房です。
テーブルやチェア、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、
ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。
屋号 | woodworkers |
---|---|
住所 |
〒654-0103 兵庫県神戸市須磨区白川台5-7-8鷲尾倉庫2階 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土・日・祝 |
info@woodworker-s.jp |