woodworkers 『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドの家具工房です。無垢材やアイアンなど素材の持つ個性を活かして、ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な家具を製作してます。長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。

無垢材家具は味が出るってどんなこと?お客様が教えてくれた「家具のキズやシミが歴史になって味になる」ということ

 

無垢材家具は汚れやシミ、傷がつきやすい?

味わいが出る家具

 

オイル仕上げの無垢材テーブルや椅子、ソファなどの家具は、汚れやシミ、更に傷が付きやすい特徴があるの特殊な家具です。

汚れやすくてシミやキズが付きやすい家具って常識的に考えるとおかしな話だと思います。

 

購入したての無垢材テーブルに「コップを置いただけで輪染みができてしまう」

 

なんてことが起こるのは、オイル仕上げのデメリットであり、本物の無垢材を使っていることによる特徴(個性)なのです。

オイル仕上げの無垢材家具には、色々な個性と言うべき特徴が存在しています。

とはいえ、人によって家具に付いたシミ・汚れ・キズは、問題点や悩みといったデメリットにもなると思います。

 

本物の無垢材家具はメンテナンスで魅力的に

シミ・汚れ・キズは、問題点や悩みといったデメリットに感じる方も多いかもしれません。

その反面、定期的なメンテナンスをおこなうことでシミも汚れもキズだって消してしまえるのが無垢材のオイル仕上げのメリットでもあるのです。

 

さらに定期的なメンテナンスをしていれば、汚れやシミが付きにくく、更に深みのある家具になってくるのです。

これに関しては毎度のように書いているのでいつも読んでいただいている人は「もうわかってるから!」となっていると思います(笑)

 

つまり無垢材のオイル仕上げ家具は、しばらくの間メンテナンスの手間をかけることにより、デメリットを無くして、進化していくことが出来るのです。

とは言いつつも、このデメリットでもあるシミやキズといった悩ましい特徴を「受け入れる」ことも、無垢材のオイル仕上げ家具を楽しむ方法の一つだと思います。

 

そこで今回は『家具の味わい』について語ってみようと思います。

 

無垢材家具でいう、味が出るって?

皆様、こんにちは!

「味が出る」ってなんとなく心をくすぐる言葉なのですが、なんとなくの雰囲気しか意味が分からないと思いませんか?

「無垢材の家具は味が出てくるって言うけど『家具の味』って何なの?」とか思ったことないですか?

これはwoodworkersの家具にまつわるコンセプトでもある「共に長く暮らす家具」にも共通することでもあります。

 

私が無垢材でオイル仕上げのダイニングテーブルや、センターテーブル、デニムソファなどの商品説明を、お客様にしているときに当たり前のように使ってしまう言葉があります。

 

皆さんも無垢材の家具を見に行ったときやご購入をされたときに、家具屋さんの人からこんな言葉を言われたかもしれません。

 

「使えば使うほど味が出てきます。」

「キズやシミが味になるんです!」

「メンテナンスを繰り返すことで味が出てきて深みが増すんです!」

 

私はお客様と家具の仕上げについてお話しするときには100%、こんな説明をしています。

 

辞書で「味がある」を調べてみると、「独特の趣や面白さが感じられるさま」「味わい深いさまなどを意味する表現」など、曖昧で抽象的な表現が書いてあるではないですか…。

 

つまりこれは個人のとらえ方ひとつで変化するという事ではないでしょうか?

 

私はメンテナンスをした時に浮き出る木目や節の表情が非常に好きなのです。

また「家族がつけたコップの輪染み」「子供の食べこぼしの汚れシミ」などが日を追うごとに重なっていく様を「家具の味」だととらえています。

しかし、これは私の思う「味わい」であり「趣」でしかないことも理解しています。

 

お客様が教えてくれた「家具のキズやシミが歴史になって味になる」ということ

「家具の味」を知るためには、無垢材オイル仕上げの家具と共に暮らしていくことが必要だと思います。

私自身、お客様に家具を説明していて「家具の味」という言葉を疑問に思い、先日お客様からそのヒントを頂いたので今回はご紹介していこうと思います。

 

3年ほど前にダイニングテーブルセットをご購入いただいたお客様と、先日お話をした時に聞いたエピソードなのですが、そのお客様は「家具の味」をこう解釈したそうです。

このお客様にも3年前の私は「キズやシミが歴史になって味になるんです!楽しんでみてください!」などと偉そうなことを言っていたそうなのです(笑)

お嬢さんが3歳だった時にご購入いただいたのですが、発送後間もないころにダイニングテーブルの上にお嬢さんが牛乳をこぼしていたのを気づかないまま放置してしまい天板にシミ跡がついてしまったそうです。

届いて間もない時についてしまったシミだったので、お客様はかなりショックだったと今では笑いながら教えてくれました。

 

その後、定期的にエゴマオイルで拭いたりしながらメンテナンスをおこなっていましたが、数個の輪染みと牛乳のこぼし後は残っているままだそうです。

 

お客様は、いつかサンドペーパーで磨いて消してしまおうと思っていたそうなのですが、現在小学1年生になったお嬢さんが「何でテーブルのここに模様が入っているの?」と聞いてきたそうです。

 

そこでお母さんは、「○○が3歳の時にこぼした牛乳の跡」だと説明したそうです。

 

その時に購入時に私がお話ししていた「キズやシミが歴史になって味になるんです!楽しんでみてください!」の意味が、初めて分かったのだと教えていただきました。

 

当時3歳だったお子さんがつけてしまったシミの跡が、3年越しで話題に上がることで、3年前の記憶がよみがえる事もあるそうです。

そして今では、シミやキズの一つ一つが大切な歴史であり思い出の引出にもなっているそうです。

 

シミやキズのその一つ一つを思い出や家族の歴史だとすると

長年蓄積されてくるシミやキズや汚れは、サンドペーパーで磨いてしまえば新品同様に綺麗になるのが無垢材のオイル仕上げ家具のメリットでもあります。

しかし、あえてメンテナンスを控えめにしてシミやキズを残しながら育てていくのも、その家具にとって家族と共に過ごした深みという「味」が出てくるという事なんだと実感しました。

シミやキズのその一つ一つを思い出や家族の歴史だという見方をすると、その家具は単なる道具ではなく家族の一員になっているのではないでしょうか?

使う人や家族の歴史が染み込み刻まれていくことによって、使う人それぞれのシミやキズが思い出となっていき「味」が生まれていくのが、無垢材 オイル仕上げのテーブルや家具なんだと思います。

 

家具に「味」が出るとは、「家具と共に暮らしながら歴史を刻んでいく」ことなんだと思いました。

 

使う人や家族それぞれの「味わい」をお持ちの家具に刻んでいってほしいです。

関連情報

無垢材の家具|woodworkers/ウッドワーカーズ

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