家具屋の種類と家具選び方 家具購入の際は各家具屋の特徴を押さえて選ぼう
家具は生活における実用性の面だけでなく、お部屋を居心地の良い空間にするためにも重要なアイテム。
また家具を選ぶことと同様に家具屋選びも重要なポイントですが、一括りに家具屋と言っても、多種多様です。
実際に小さな家具屋から家具屋まで幅広く、フリマアプリやオークションサイトで購入するケースも増えてきています。
昨今は家具屋で家具を購入する方が多くなっていますが、比較的小さな個人の家具屋では、職人の手作業で製造される家具もあり、大手にはないたくさんの魅力が詰まっています。
本記事では家具屋の種類と家具選び方を中心にご紹介します。
家具を購入する際には、各家具屋の特徴を押さえご自身に合った家具を選びましょう。
この記事のポイント! ・家具屋は、家具量販店から小さな個人の家具屋、フリマアプリやオークションサイトなど多種多様 ・家具屋を選ぶ際には「値段」「コスパ」「素材」「雰囲気」を軸に選ぼう ・購入する家具を選ぶ際には「サイズ」「色」「素材」を重視しよう ・天然素材を使用した職人の手作り家具屋は、経年変化を楽しめ強度にも優れ、温かみのある空間を演出できる |
もくじ
家具屋の種類とは?
まず家具を購入する場合、まず選択肢となるのは「新品」か「中古」かの2択です。
一般的には新品の家具を購入する方が多いですが、状態の良い中古家具も多くあります。
まずは家具屋の種類別に、それぞれの家具店の特徴についてお伝えします。
新品の家具を扱う家具屋
新品の家具を扱う家具屋は、主に以下の2つとなります。
家具量販店
代表的な家具量販店としては、「ニトリ」「IKEA」をはじめとしてた家具販売店が該当します。
その他にも全国展開しているチェーン店も多く、店舗だけでなくオンラインでの購入も可能なケースが多くなっています。
たとえばニトリはさまざまなニーズに応えられる普遍的なデザインや、機能性を重視した家具を取り扱っており、IKEAは北欧テイストのシンプルな家具を多く取り揃えています。
こうした家具量販店は、店舗数も多く基本的に大衆向けの家具を提供しているため、価格が比較的安価な点も特徴です。
また家具量販店は路面店はもちろん、ショッピングモールやデパートに大手家具量販店が併設されているケースもあり、現在多くの場所で見かけるようになっています。
個人の家具屋
個人の家具屋では、主に職人による手作りの家具を取り扱っています。
素材やデザインは独自に用意しているので、オリジナル性の高い家具が魅力です。
またスギやヒノキなどの国産の天然素材、オークをはじめとする家具に適した木材にこだわっている家具屋が多い傾向にあります。
大手の家具量販店にはない、特徴を持っている家具屋も多く、こだわりのある家具を購入したい場合には、個人の家具屋がおすすめです。
中古の家具を扱う家具屋
中古家具の中でもアンティーク・ヴィンテージに分類される家具は、人気があり高額になるケースも多いことで有名です。
また中古といっても天然素材を使ったこだわりのある家具や凝ったデザイン性の高い家具も多く、新品にこだわらないのであれば、中古家具もおすすめです。
アンティーク・ヴィンテージ家具屋
アンティークやヴィンテージ家具は、そもそも中古品しか存在しません。
アンティークやヴィンテージ家具は基本的に職人の手作業で作られており、当時の製法で作られている家具も多く世界に1つだけの家具も多くあります。
一般的にアンティーク家具は100年以上前のもの、ヴィンテージ家具は30〜100年ほど前に作られたものと定義されています。
フリマ・オークション・個人売買
中古家具を扱っている「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリをはじめ、「ヤフオク」などのオークションサイトでも、多くの中古家具が出品されています。
また個人売買では「ジモティ」のようなサービスもおすすめです。
個人間取引に不安がある場合には、中古・リサイクルショップでの家具購入も1つの方法です。
家具屋の選び方
家具屋を選ぶ際には、「値段」「コストパフォーマンス」「素材」「雰囲気」などの軸を持って選ぶと購入しやすくなります。
ここではそれぞれの観点から、選び方やポイントをお伝えします。
値段で選ぶ
初めてのひとり暮らしや、とにかく安価な家具が必要な場合の家具屋選びには、家具量販店がおすすめです。
家具量販店であれば、新品の家具を安く揃えられます。
フリマや個人売買などで安く購入しても問題ありませんが、中古品なので欠陥や汚れがあるケースもありますので注意が必要です。
コストパフォーマンスで選ぶ
長い間、家具を使い続けたい場合の家具屋選びには、コストパフォーマンスで選びましょう。
家具量販店等に比べ、職人の作った家具であれば比較的長い間使用できるケースが多くコストパフォーマンスに優れている場合が多い傾向にあります。
実際に職人の作った家具は購入時に高額でも、長期的にはコストパフォーマンスがよくなるケースも多くあります。
また家具量販店の家具は一見コストパフォーマンスが高いように感じますが、安価な素材で大量生産されていることも多く、推奨の使用期間はそれほど長くありません。
そのため購入金額は高くとも、長期間使い続けられる家具の方がコストパフォーマンスが高いといえます。
無垢材(スギ・ヒノキ・オーク)などの天然素材で選ぶ
家具の素材は大きく分けて「天然」と「人工」の2つがあります。
大量生産により安価な家具を提供している家具量販店は、ほとんどが人工素材です。
一方、無垢材のような天然素材を扱っている家具は価格は高額になるケースもありますが、コストパフォーマンスが高い点が特徴です。
またそれだけでなく素材そのものの質感や味わいが楽しめたり、温かみがあり、経年変化に変化を楽しめるといった魅力を持ち合わせています。
家具の素材感を楽しみたい場合には、スギやヒノキ、オークなどの無垢材を使った天然素材の家具がおすすめです。
家具の雰囲気で選ぶ
家具の雰囲気は、インテリアスタイルによって決まります。
白やナチュラルカラーを基調とした北欧スタイルは、高い人気を誇るもの。
そのほかにも西海岸やアジア系など、さまざまなテイストの雰囲気があります。
雰囲気を一定のインテリアスタイルに統一することでおしゃれになるだけでなく、家具も選びやすくなります。
家具の選び方
家具を選ぶには、サイズ・色・素材が重要です。
家具選びの軸を決めたあと、実際に購入する家具を選ぶ際には「サイズ」「色」「素材」の3つを意識しましょう。
サイズで選ぶ
お部屋の間取りに合わせてサイズを選ぶのは、家具選びの基本。
どんなにおしゃれな家具を揃えられても、生活導線が確保できないと住み心地の悪い空間になってしまいます。
特にテーブルやソファ、棚のように一定のスペースを確保しなければならない家具は、お部屋に合わせたサイズ選びが欠かせません。
またソファのように解体できない家具に関しては、扉や廊下などの搬入口のサイズも確認が必要です。
色で選ぶ
色はお部屋の雰囲気を作り上げるもの。
インテリアスタイルに合わせることで、色も選びやすくなります。
特に一定のスタイルに統一しないのであれば、お好みの色を選んで問題ありません。
しかし色を無視してそれぞれの家具を選んでしまうと、乱雑な空間になってしまいます。
お部屋を居心地の良い空間にするためにも、色は重要なポイントです。
素材で選ぶ
家具の素材は、空間に与える印象に大きく影響するものです。なかでもソファやイスなど、肌に直接触れる家具は特に素材感が重要です。
たとえば人工素材であるガラスを用いた家具は洗練された印象であると同時に、空間に冷たさを与えるケースもあります。
一方、天然素材である無垢材は、木本来の温かみや独特の香りがあります。
お部屋に与えたい印象や触り心地などから、最適な素材を選んでみましょう。
関連情報
無垢材の家具|woodworkers/ウッドワーカーズ
woodworkersは、『共に暮らす家具』をコンセプトにしたハンドメイドにこだわる家具工房です。
テーブルやチェア、キャビネット、ダイニングセット、雑貨など、素材の持つ個性を活かして、
ずっと眺めていても飽きの来ない、素朴な作品を製作しております。
長く使うほど味が出る、当店の家具をぜひお楽しみ下さい。
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