ライフスタイルって?自分にあったライフスタイルを知ろう
多様性が重要視され個人の価値観が大切にされる昨今は、さまざまなライフスタイルがあり、それに伴い雑誌や書籍、ウェブメディアでは、さまざまなライフスタイルが紹介されています。
そんな中で「ライフスタイルってそもそもなに?」「ライフスタイルって何があるの?」「ライフスタイルが決まっていると何がいいの?」など。
ライフスタイルという言葉は知っていても、そのイメージが漠然としている方も多いのではないでしょうか。
本記事では代表的なライフスタイルをご紹介し、自分に合ったライフスタイルを見つける方法についてご紹介していきます。
もくじ
ライフスタイルとは?
そもそもライフスタイルとは、日本語で「生き方」「生活様式」のことを意味します。
そのためさまざまな個人のライフスタイルが存在し、人の数だけライフスタイルがあります。
実際にライフスタイルは一つの切り口では語れず、社会・文化・経済・食事・衣服・住居などさまざまな切り口があります。
自分にあったライフスタイルを見つけるためにライフスタイルを知ろう
人の数だけライフスタイルがあるため、特定のライフスタイルに無理矢理自分の生活を合わせる必要はありません。
しかしさまざまなライフスタイルを知ることで、自分に合ったライフスタイルを知るきっかけになり、理想のライフスタイルに近づけるようになります。
ライフスタイル事例一覧
一括りにライフスタイルといってもその種類は多種多様です。
ここからはライフスタイルを中心に、生活に根付いたインテリアスタイルもご紹介していきます。
ミニマルスタイル
最小限主義とも呼ばれている、生活様式がミニマルで、家具やインテリアなど、最小限に押さえて生活するのがミニマルスタイルです。
ただし最小限とはいえ「生活の快適性は損なわない」ようなライフスタイルを指します。
またミニマルスタイルで使用されるモノや家具、インテリアは、黒や白が中心として、視覚的にも落ち着いた印象を与えてくれます。
ミニマムスタイル
ミニマルと似たライススタイルに、ミニマムスタイルが挙げられます。
ミニマルが「生活の快適性は損なわない」のに対して、ミニマムは快適性を多少損なってもモノや家具を置かないスタイルの意味合いが強い傾向にあります。
ノマドスタイル
ノマドとは「遊牧民」を意味し、本来は「移動しながら生活し定住地を持たない生活様式」のことです。
昨今は車や電車、飛行機などさまざまな移動手段が普及し、以前にも増して移動がスムーズになりました。
そんな中、定住せずに日本、そして世界中を旅しながら生活するノマドスタイルが確立されています。
また仕事面でも、パソコンやタブレットなどのデジタル端末を使用することで「時間や場所にとらわれない」働き方も出てきました。
こうした働き方は「ノマドワーカー」と呼ばれています。
ローカルスタイル
昨今は「田舎(ローカル)暮らし」や「Iターン」「Uターン」「Jターン」といった地方で生活する生活様式が注目されています。
これらは主に都市部で生活していた人々が地方へ流出する現象のこと。
自然と近い環境で、のんびりとした生活や子育てを送りたい人々がローカルでの生活を求め、ローカルスタイルも一般化してきました。
シティスタイル
ローカルスタイルがその名の通り田舎での暮らしに対して、シティスタイルはその名の通り都市部での生活様式です。
都市部では交通網の整備をはじめさまざまな小売店、飲食店などによって、利便性の高い生活を送れるように整備されています。
そうした生活の利便性を求めて、都市部で生活することをシティスタイルと呼ばれています。
西海岸・カリフォルニアスタイル
アメリカの西海岸やカリフォルニアに見られる、開放的なスタイル。
西海岸やカリフォルニアは、特にマリンスポーツが盛んで、サーフィンが人気の地域でもあります。
そうしたライフスタイルの中で、空や海を連想させる白や青を基調とした家具やインテリアが特徴です。
また西海岸やカリフォルニアでは、天然の木材や青色の生地が多く使われています。
アジアンスタイル
バリやインド、インドネシア、タイ、中国などの地域性を取り入れたのがアジアンスタイル。
赤や茶色を基調としたカラーリングの家具やインテリア、天然素材にこだわったスタイルを指します。
また赤や茶色はエスニックな雰囲気がある一方で、リゾートのような開放感や洗練された印象もあります。
北欧スタイル
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの4ヵ国を意味する北欧のライフスタイルを北欧スタイルと言います。
北欧は厳しい寒さの中で生活する関係で、温かみのある家具やインテリアを使用する点が特徴です。
また天然の木材を使うことで、ナチュラルな印象を与えてくれます。
ヒュッゲスタイル
北欧スタイルに似たライフスタイルがヒュッゲスタイルです。
ヒュッゲとは、デンマーク・ノルウェー語で「居心地よい空間」や「快適な時間」を表す言葉。
またヒュッゲはライフスタイルであると同時に、デンマーク・ノルウェー人の価値観としても使用されます。
昨今さまざまなメディアで「世界幸福度ランキング」が紹介されていますが、その中でもデンマークやノルウェーをはじめ北欧の国々がランクインしています。
そうした中でもヒュッゲスタイルは注目されています。
南欧スタイル
南欧は温暖な地中海地方(南フランス・スペインなど)のライフスタイル。
寒さの厳しい北欧に対して、南欧は温暖なことから開放的でポップな印象を与えてくれます。
家具やインテリアは、イタリア語で「焼いた土」を意味する「テラコッタ(オレンジがかった茶色)」なカラーリングが特徴です。
アフリカンスタイル
赤や緑、黄色を基調として、エネルギッシュでパワフルなライフスタイル。
一括りにアフリカといっても、さまざまな国々によって成り立っており、多様なスタイルがあります。
幾何学模様を多く取り入れるアラベスクやイスラム文化の影響を受けたモロッカンスタイルもアフリカンスタイルに含まれます。
理想のライフスタイルを送るために
上記でご紹介したようにライフスタイルには、さまざまな種類があり、そこから派生して根付いていったインテリアスタイルにもさまざまな種類があります。
どのライフスタイルにも欠かせないのが、生活空間を構成する家具やインテリアです。
ぜひ理想のライフスタイルを見つけ、ご自身にあった家具やインテリアも揃えてみてください。
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